死菌って何?

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死菌とは、加熱処理などされて生きていない乳酸菌のことです。
対してプロバイオティクスが生きた菌です。ヨーグルト、ぬか漬け、味噌、キムチ、納豆などに含まれています。

乳酸菌は、単細胞の微生物です。その細胞は細胞膜で包まれ、膜には糖タンパク質が付着しています。
細胞の中には細胞質と呼ばれる液体が満ちており、DNAの入っている核酸などが存在します。
こうした成分すべてを「菌体成分」と呼びます。まだ、確実に効果を及ぼしている成分が特定できていないためです。
しかしこれらの成分は、細胞が死んでいても変化をしないため、生きている必要もありません。
地球07

食品から様々な栄養素を吸収する小腸には、無数のヒダがあり、外部から吸収するものの中に悪いものが含まれていないか判断するために腸管免疫が集中しています。
小腸の細胞にある受容体が病原菌に対して反応し、ディフェンシンという抗菌性物質を分泌します。
乳酸菌やビフィズス菌の菌体成分が腸管免疫を活性化する理由は、この受容体の1つであるTLR2を刺激し、ディフェンシンを分泌させるからです。

腸内細菌学の第一人者である光岡知足氏は、「摂取した乳酸菌に含まれる菌体成分や発酵生成物が腸内フローラのバランスに何らかの好影響を与え、あるいは、菌から分泌された発酵生成物が関与している」と提唱しています。